2013.10.29
10月29日(火)さいたま市民会館大宮会場で
2014カワイこどもコンクールソロ・連弾の部 選択曲課題曲研究と題してピアニスト江崎昌子先生による2時間の講座でした。邦人作曲者を含めてたくさんの選択曲・課題曲がエントリーされている。ピアニストの・江崎先生によればいろいろなタッチを学ぶ作品の集まりと話されていた。指を鍵盤からはなす表現とは・・音のバランス・鍵盤の中で指をバウンドさせること、このことが意味する表現とは。古典物のアウフタクトの弾き方、フレーズのとらえ方、作曲者によって強弱の解釈の違うこと。こどもコンクールなので曲は決して長くはないが、実に細かくレクチャーしていただけた。とても繊細な曲、こどもらしい夢を感じる曲、明るい歌声が聴こえてくる曲、絵画の中の風景を感じる曲実にさまざまな曲と出会えた。
これらの曲を生徒と指導者が気持ちを一つにして作り上げていくこと。コンクールとはそういう場であることを改めて感じた講座でした。