2012.09.26
本日、カワイコンサート福間洸太郎さんのピアノリサイタルに行ってきました。18日徹子の部屋に出演演奏したので少しだけ演奏は聴いていました。水の映像をテーマにプログラムを組んでいました。最初のビゼー・ラインの歌より暁・出発は本当に澄み切った音でした。鍵盤の上をまるで水が流れるように・・素晴らしい演奏でした。水の映像を後押しするようにステージ上照明を薄暗くして演奏の後押しをしていました。最後のショパンのソナタ3番はまるで音が迫ってくるように勢いと迫力に満ちた演奏でした。目を閉じて演奏を聴いていると水の流れもいろいろある事を感じる。それを一音一音音の中で表現していく事のすばらしさを感じた。このことを感じたのは、私だけではないと思います。本日は満席で子どもさんもたくさん来ていた。このようなコンサートをたくさん聴いて弾くこと・表現することをかんじてくれる子どもが増えることは素晴らしいと思います。そして、本日の聴衆はとてもマナーも良かっです。ピアノを弾くことは音を弾くのではなく、心を奏で表現していくこと。このことを改めて感じた演奏会でした。でも表現することはたくさん練習をしていかなければならない。ということも私の今までの音楽人生で十分理解しています。