2012.06.23
6月12・13日今回のテーマは一人のベートーベンよりも千人の小ベートーベンを”とテーマにヒルトン東京ベイで開催されました。
今回のたくさんの講演を聞いた中で指導者の私はあそびに見られる学習方法という話(カワイ音楽教室研修所所長繁下和雄さん)に感銘を受けました。ピアノの曲ネコ踏んじゃったに注目をした。この曲はピアノを習っている子供は必ず弾くそれも楽譜も見ずにあげくはテンポ(速さ)を競います。いかに格好良く弾くこと。これは『学ぶ』が
『まねぶ』ということ。私たち指導者はこのことを大切に見つめること。そして、格好良く得意そうに弾く姿を先生が提示することで子供達にピアノを弾く事への気持ちを生み出すこと、動機づける事。これが学びを支援して上げられるということにつながる。また、発表会で弾いた一曲一曲を大切に常に披露できるように、これが弾く事への喜びにつながりいつでも弾く楽しみを持てる心を育てていくこと。このことでが音楽愛好家、ピアノ愛好家を育ていく支援となる。指導者が再度確認すべき事と改めて感じた。間違えをなおして弾けたら終わりではない音楽教育を目指さなければならない。