2020.10.27
今年京都に出来た映画館で、「もったいないキッチン」を見ました。その予告編で「シーモアさんの大人のための人生論」を知りその映画の予告編で「マイ・バッハ」を知り、短期間のうちに同じ映画館で3本の映画を見ました。
シーモア・バーンスタインというピアニストは、50歳でリサイタル活動を辞めニューヨークの大学等でピアノの指導をしているということです。その穏やかな様子は、私がかつて指導して頂いたある先生を思い出させます。
映画のラストで、
スタインウェイホールの、人や馬車が通る様子が窓から見える所で演奏している場面はとても素敵でした。
「マイ・バッハ」は「不屈のピアニスト」という副題の通りジョアン・カルロス・マルティンスという実在の人物の物語です。
天才ならではの苦労、事故、復帰の様子は凄まじいものでした。
音の出ない鍵盤を買って練習するさまは、テクニックを磨く為だけに、タイプライターを打つ音と間違われて近隣住民から苦情がきます。
考えさせられる映画に出会いました。