2015.07.02
先週末にようやく梅雨に入りました。気が付けば7月です。
さて、6月28日にピアノ発表会を開催しました。幼児から高校生まで出演。それぞれが思いを込めて演奏出来たのではないでしょうか。
調子よく演奏を始めた幼稚園の生徒さんが、途中止まってしまい、なんとステージ上で「先生!わからなくなってしまいました。」と声を上げたのです。私もびっくり!! 慌てながらも、そっと傍によっていき、「大丈夫だから、もう一度最初から落ち着いて弾いてごらん。」と声を掛けたら、安心したのかまた演奏が始まりました。もう大丈夫、彼女は最後まで弾き切りました。弾いている彼女も、ご家族も、会場の方も、そして私もハラハラした場面でした。
高校生の生徒さんは、今まで以上に音が出ていたし、表現が出来るようになったな~と、私は感激して聴いていました。が、彼女は何度も弾き直したのが悔やまれたのか、発表会後は涙涙…でした。
両者とも、緊張からくるものだから仕方がないと思います。でもステージで演奏する事は素晴らしいことなのです。ただ、何年経過しても緊張は付き物です。それが『良い緊張感』に変われば良いなと思います。来年少しでも克服できればいいですね。
初参加の生徒さんも頑張りました。少し自信がついたような顔をして帰っていきました。これからの成長が楽しみです。
また次の目標を立てて、練習に励みましょう。お疲れ様でした。