2017.06.10
生徒さんたちは、ただ今発表会に向けてレッスンに励んでいます。
今月入会の生徒さんも参加してくれます。ステージでの演奏者が増えると嬉しいですね!
リトミックレッスンをしている2歳の女の子、音楽を聴いて動きを表現してくれます。毎回歌っている歌は口ずさみながら動き、初めて聴く歌も自分なりの表現で動いています。
今日は突然の大雨、雷鳴、稲光がものすごかったのです。(幸いその女の子のレッスン時間には晴れていました)“今日の雨、雷はすごかったね、怖かったね”と雨の音や雷の音をピアノで弾いたら、“うん、うん・・・”と雷を真似てトントコ・ドンドコとリズム打ちをしていました。“晴れると虹が出るんだよね”と私が片手に2本のクレヨンで曲線を描いたら、小さな右手にクレヨン2本を持って音を聴きながら描くことも出来ました。
音楽や音に対して、女の子自身の感じている心が私にも伝わり、嬉しく思いました。
初めて来たときは、おとなしいな~と思いましたが、今は姉兄よりも先に教室に入ってきて「レッスンお願いします」のアピールをしてくるようになっています。
その女の子のお兄ちゃん、練習不足で「今日はレッスン受けられない、今日は弾かない、わからないもん」と。(お母様は用事があり、席を外されたのです)
私も様子を見ながら声かけをしたものの、男の子は脱力気味。きっと音を出して間違えるのが嫌なのかな…と思い、鍵盤シートでテキストを見ながら指を動かしました。キチンと歌いながら出来るではありませんか。
「ね、ピアノで音を出してみようよ」と声を掛けたら、ニコニコして早速椅子に座り、弾き始めました。「弾けたね、間違えなかったね」と褒めたら、次々弾きたくなった様子。今日の分はクリアして笑顔で帰りました。彼は来週も頑張れそうです。