2016.07.05
今日も名古屋は蒸し暑い! そんな中、名古屋駅近くにある行きつけのお花屋さんへ行きました。お花の種類も多くて たくさんのお花に囲まれると 心穏やかになれてホッとする、私にとっては≪癒し≫の空間でもあります。ちょっと小さめの、かわいいアレンジ・フラワーを作ってもらうよう、頼んできました。シューマンが 愛するクララへの想いを込めたメロディーをイメージして…💕 「クララ」とは「光」を意味するのだそうです。♪ 学生のころ 師匠のリサイタルが嬉しくて いつも花束を持っていきました。その日、師匠がお弾きになられる曲のイメージでのお花選び、とても楽しいんです。それは今も続いています。ベートーヴェンの「皇帝」なら まっ赤なベルべットのような艶のある薔薇を、ショパンの耳慣れた曲には やさしいフリージアを。差し入れにもお花を一輪添えるのが私のスタイルです。お花選びは 季節のこともあって 希望通りにならないときもあります。
北海道にお住いのネット友達から「こちらには6月の梅雨はないけど≪蝦夷梅雨≫といって雨はわりと多いよ。そんなころにちょっと冷え込むのを≪リラ冷え≫っていうの☆」というお話を聞きました。リラ冷えってステキな響き💛 リラの花の咲くころの事かな? と聞いてみると そのとおり。≪リラ≫はシャンソンの歌詞にも出てくるので「どんなお花ですか?」と尋ねてみました。リラというのはフランスでの呼び方で 日本では≪ライラック≫の事よ、と教えていただきました。札幌では その開花シーズンに「ライラック祭り」が開かれるほど、地元には馴染みのお花だそうです。「ワ❣クララのイメージ、しかも札幌…(*´▽`*)」と ワクワクしてしまった私、さっそくお店のスタッフさんにライラックを、とお願い。ところが、うん、認識不足でした・・・ ライラックは春のお花、もう終わっていました。グシュン('_') で、気を取り直して スタッフさんとお花選び❀ クララ、クララ…と呪文のようにブツブツ言いながら たくさんのお花たちの間をウロウロ。パッと浮かんだのがかわいいアレンジ・フラワー、しかもちょっと小さめに(^^♪ センスのない私ゆえ、いつもきれいに作って下さるスタッフさんにお任せしました。色合いだけ決めてくださいとのことで 自分の浮かんだイメージ色で(ナイショ!)お願いしてきました。14日に受け取りに来る約束をして お店を後にしました。時間にして20~30分でしたが 音楽と大好きな音色とお花とを結び付けて 胸をドキドキ💓させながらイメージを膨らませるひととき、暑さを忘れて楽しんできました。帰りのバス、これからレッスンなのか 各々楽器を持った 名古屋音楽大学の学生さんたちと乗り合わせました。師匠の華やかなステージを思い出し、懐かしさでいっぱいになりました。音色の美しさには定評があるとプログラムに書かれる師匠の演奏、美人で細身で いつも軽く身にまとうようなお衣装、まさにミューズです。☆彡 その御姿にも合うように お花を選んだ学生時代が まだついこの間のことのようです。師匠の演奏で初めて聴いたシューマンのピアノ・コンツェルト、生で聴くのは2度目ですね。音楽を楽しむことと、お花を愛でることは同じ感性だと私は思っていて その二つを結び付けて心にイメージを湧かせるのは とても楽しいです。人それぞれ、違った感性を見るのもおもしろいです。うん、やっぱり美しい音楽とお花は繋がってるヨ✨ 私のような拙い演奏でも 発表会の講師演奏のあとに生徒さんたちからいただく花束は すっごく嬉しいです❣
帰宅して パソコンを見る。チケットスペースさんのホームページ右欄のツイッターに 7月1日の福島でのベルリン交響楽団さんとピアニスト殿のコンツェルト初日のリハーサルと終演後の写真がアップされていました。ピアニスト殿のにこやかな表情… 聴かなくてもわかる、きっと素敵な演奏で会場を魅了されたことでしょう❣(*^▽^*) 暑い中、お疲れ様でした。15日、とっても楽しみです。💖