2018.09.05
先日、北海道は札幌へ 名古屋のサックス奏者約50名が 札幌大谷大学の学生さんたちとの大交流コンサートをを催すべく 札幌へ飛びました。大谷大学の学長先生のお招きで親睦会の様子もホントに楽しそうでした。(^_^)v 名古屋音楽大学の元学長でいらした高橋先生の、札幌と名古屋を繋ぐ【クロスオーバープロジェクト】の一つであるコンサート、大盛況だったようです。大谷大学内の大谷記念ホールで素敵な演奏をされた皆さん、「終わっちゃってお別れするのが寂しい。゚(゚´Д`゚)゚。💦」と言ってたようです。私がちょっぴり驚いたこと、名古屋の若いサックス奏者さんたちの9割が初・北海道上陸だったという事。😱 私も去年のクリスマスに初めて札幌へ行きましたが・・・だってね、ピッチピチの女子大生だった頃(笑)いえ、音大を目指していた高校生の頃も含めて 友達と旅行に行ったり遊んだりなんてぜ~んぜんできなかったんだもん。(;_:)💧 受験を無事に終え、晴れて音大生となっても日々のレッスンの厳しさについてゆく為に ひたすら練習♫ 今と違って前期のテストは夏休み明けの9月、後期の試験は冬休み明けの1月でした。一般大学に進学した友人たちから夏休みにはプールや海水浴・フィールドアスレチックなどに誘われ、冬休みにはスケートや泊りでのスキー旅行にも誘われました。でも・・・ケガするとピアノの実技試験がヤバいし 練習の事を考えるとのほほんと泊まりの旅行もしていられない‼((+_+)) 当然のことながらせっかくのお誘いもお断りすることに…(T_T)💦 そうして3年生になった頃にはもうだ~れも私を誘ってくれなくなりました。
(´;ω;`)ウゥゥ💧 まぁ自分で選んだ道だし、仕方ないよ、と さほど悲愴感は持たずに学生時代を過ごしました。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪、突き指したときも師匠に「アナタね、ピアノ弾きとしての自覚あるの⁉」と怒られましたし( ̄▽ ̄;) だからといって私を特別扱いしなかった母は 大学まで歩いて10分・🚲で5分の私を「みんな遠くから朝早くに起きて通ってるんだから、アンタも朝のんびり寝てちゃダメ‼」と 朝ごはん作り、(高校生の妹の弁当も作ったことあります)ゴミ出し、全部屋の掃除機かけをしてからじゃないと大学へ行かせてくれませんでした。「お母さんは雑巾がけするからね。」と私の監督です。9時に始まる1限目の講義にいつもギリギリ間に合う始末、友人には「アンタ近いのに何やってんの(・・?」と言われ、おかげで指は自然と庇えるように鍛えられました(;^_^A💦 今の音大生たちはそんなこともなく 青春を謳歌してるんだろうな、と思っていた私。今時のコだもん、北海道への旅行なんて当たり前にしてるんだろうな、と思ってました。ところがドッコイ、今回の札幌でのお話・みんな初北海道と聞いて あまりの予想外な事実にΣ(゚Д゚;エーッ!っとなった私…サックス🎷勉強してきたコたちもみんな大変な思いをしての練習を頑張ってきたわけです。メンバーの中には現役の音高・音大生のコもいて…やっぱり私たちの時代も今もみんな、旅行も遊びも控えて練習に明け暮れてるんだナ、とわかり(関東にはチャラい音大生もいるけど( ̄д ̄))なんだか年代を飛び越えて同じ【音楽】を目指すもの同士、すっごく親近感が湧いてきました。オバサンになると何かと「近頃の若い子たちはヽ(`Д´)ノプンプン💨」と思いがち。今回の事で目からウロコでした。応援メッセージを送ったことでツイッターでフォローし合うようにもなり、高校生・大学生の音楽仲間が 自分の親御さんくらいの年のオバサンとわかってもつながってくれて 何だかウキウキ(⋈◍>◡<◍)。✧♡です。音楽ってステキだな。高橋先生、そんな音楽でこれからも名古屋と札幌、繋いでくださいね♪
札幌大谷大学のホームページがリニューアルされ 音楽科の案内写真に小さいですが 外山先生のレッスン風景が♪ 拡大して見ちゃいました👀💓 ちゃんとスーツをお召になってご出勤なのですね。シャツにネクタイのお姿も素敵です✨ 2015年には何度かクールビズで 燕尾ではなくスーツ姿での演奏でしたのに 今年は猛暑でもビシッと燕尾服でお決めになられていらっしゃるピアニスト殿…大変ですよね💦
余談ですが・・・就職難だった友人たち。学生時代から『勉強になるから』とピアノを教えに行くアルバイトしてて(一般のアルバイトはダメ‼ と言われてました)卒業後 カワイの調律師さんたちのご協力をいただき そのまま自宅やよその教室でのレッスンを始めることのできた私に友人たちは「まるでイソップ童話の《アリとキリギリス》だね┐(´д`)┌」とため息交じりに言ったのでした。