2018.04.01
今年は印象派の作曲家 クロード・ドビュッシーの没後100年という事で あちこちでドビュッシーの曲がコンサートのプログラムに溢れています。私もドビュッシーは大好きで… 名古屋音楽大学3年生の課題のひとつに【学内演奏会】というのがあるのですが その時自分で選んで師匠にレッスンしていただいたのが ベルガマスク組曲の第3曲『月の光』と前奏曲集第2巻第12曲『花火』の2曲を人前で演奏しました。月の光・・・私にとって永遠の課題です。キラキラの光だけを意識していたのですが(暗い森の、木々を渡ってゆく風が揺らす雲の隙間から零れ落ちてくるお月様の光、湖や海の波打ち際が風にさざめくたびに 小さな星の妖精たちが水面を舞うような✨✨の光…その光に包まれている恋人たちの甘やかな語らいのひと時、というような師匠の伝えてくださった赤面物のイメージが まだ心に残ってます(〃▽〃)ポッ💕) 外山啓介さんの音色に感じる、その光の優しさ・あたたかなぬくもり、そして彩り✨(#^.^#) どうやったらあんなにも美しい響きを生み出せるんだろう(・・? 暗譜出来ているそのメロディーを 今でも時々思い出しては弾きながら ムムムムム<(`^´)>♪ と悩んでます💦 花火は派手で…フランスの革命記念日・7月14日のパリ祭の夜に打ち上げられる花火を表わした曲で グリッサンドの嵐で 指が慣れるまで大変でした。その中に花火の華やかさ、美しさ、終わりはフランス国歌《ラ・マルセイエーズ》がチラッと出て最後の火花が消えてゆくような静けさで締めくくられます。花火を見ている人々の、さまざまな日々の色合いも感じながら音を散りばめてゆけたら、なんて思いながら弾きました。ドビュッシーの曲は心惹かれる曲がいっぱい☆ 【版画】の『パゴダ(塔)』『グラナダの夕べ』『雨の庭』 自分でも音を拾った大好きなこの曲、(^ー^* )フフ♪、ピアニスト殿にリクエストしてます。今年のツアーは『月の光』が色々…ずっとナマで聴きたい💕 と願っていました。去年末のクリスマスに念願かなって 初めて札幌でナマで聴いたステキな月の光、心にやさしく響いてうっとり(*´▽`*)、今年はいっぱい聴けるのが嬉しくって(*^^)v(⋈◍>◡<◍)。✧♡♪ 3月29日の夜、ラジオのNHK・FM【ベストオブ・クラシック】を聴きました。今をときめく若手ピアニストさん5名による ドビュッシーの名曲演奏です。連弾あり、2台ピアノありで ラジオじゃなくてテレビで放送してほしい❣ような 凄すぎるメンバーの素晴らしい演奏です♪ もちろん我らが外山さんもご出演、3月22日のスタジオ収録のチケットはものすごい倍率で落選💦 ほんとにザンネンでした。でもね、やっぱり他のピアニストさんたちの音が色々並ぶといつも感じる事、外山さんの音色って違うんです✨ 人それぞれ聴く耳も感じ方も違うと思うけど あらためて私はこの音色に心奪われたんだわぁ、と再確認。初めて聴いた時の驚きとトキメキを想い出します❤ 外山さんの一年のツアー中、たくさん聴く私だけど 今回の5人の方の演奏、聴き比べられて良かった。外山さんの新たな魅力発見❣って感じです。誰、とは言いませんが音に煌きではなく トゲを感じる方も居ましたから…(;^ω^) でもそれが好きな人も居らっしゃるでしょうね。コンサートの楽しみ方も・・・私は演奏してくださるピアニスト殿が気持ちよく、楽しく演奏してくださるのが好きだし それが第一と思ってるのですが・・・少しでも演奏する側を経験しているからこその考えでしょうか。そんな私の想いとは真逆な方もいらっしゃるようです。外山さん、お里の札幌で【大谷大学芸術学部・音楽学科】の専任教員に就任されましたね。これはもうネットで出ていたので書きましたが もう一つおめでたい🎊ことがあるんですよ。まだホームページでも公表されていないのでコレはナイショ💦 とにかくご自分のピアニストとしての道を まっすぐに輝きながらお進みになられる外山さん(^^♪ これからもその外山さんにしか表現できないステキな音色に憧れながら ずっとずっと応援してゆきます。聴きに来てくださるお客様をとても大切になさってらっしゃる外山さんですが ご自分の一番気持ちよく、そしてご自分らしく演奏に向き合われることをいつもいつも祈ってます。(*^▽^*) トッパンホールで シューマンのシンフォニック・エチュード 「大変なプログラムだったけど楽しかったァ~💕(*´▽`*)」とお話しなさりながら 嬉しそうな笑顔を見せてくださったピアニスト殿、「いつも僕の演奏を聴きに来てくださる方々、本当にありがとうございます」とのお言葉と共に あの素敵に輝く笑顔に心から幸せを感じました。°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°💖