2017.10.16
10月15日(日)13時30分開演 今年デビュー10周年のピアニスト・外山啓介さんのリサイタルに友人&生徒さん総勢14人で行ってまいりました❣ あいにくの雨でしたが 心は早くあの大好きな音に触れたくて ドキドキワクワク💓 まるで遠足や運動会を翌日に控えた子供のようです。(´∀`*)ウフフ♪ 1階中央ブロックの4列目と2階中央ブロックの2,3列に分かれて座ります。ギリギリにひとりお誘いした私は自分のチケットをその人に譲り 新たに取った2階バルコニー左側1列の3番という ステージの真上の席でした。右のバルコニーでカワイEXの良く響く音色を楽しんだことはありましたが 左のバルコニーは初めてです。今日のピアノはスタインウエイ、ステージの上にまるで立ち上がってくるように その華麗であざやかな音色は飛び込んできました🎶 初めて座った席で初めての感覚…もう夢中で立ち上がってくるピアノの音にしがみつくかのように聴き入ってしまいました。(*´▽`*)演奏される外山さんの 美しい指の動きを上から見つめるのも初めてでした。\(^_^)/キャハ~あの席、クセになりそう💖 鍵盤を舞う外山さんの指と演奏中の後ろ姿を見つめながら大好きな音をひとつ残らず 耳が、心が 拾ってゆきます。お顔の表情は見えなくても ご自分の創り上げてゆかれる音楽の世界にすっかり入り込まれ ノリノリで弾いていらっしゃるのがわかりました。1階4列目で聴いていた友人たちが 演奏中のお顔をしっかり見ていて ホントに生き生きと楽しそうに弾いていらしたように見えていたそうです。(*^▽^*) 華麗な音色、それは曲によって そしてメロディ―の変わり目にふと、甘くやさしくふんわりと心を包み込んでくれます。【うっとり💕】というのはこういうことネ❣ 今期ツアー、何度も聴いてきたショパン、今日ほどその大好きな音色に心を翻弄されたことはありませんでした。下から湧き上がってくる音色に 身も心も揺れながら 聴き慣れたショパンの名曲をあらためて想います。【幻想ポロネーズ】、万華鏡の中に入り込んだような色彩が 音の中からきらめいてきます✨ 最後の一音が消えてゆくのを名残惜しく感じながら… あっという間に後半へ。バルカローレの夢のような、でも切ない心の揺れを伴うあのリズムと場面ごとのメロディー♪ 身も心もその熱く美しい音色に惹き込まれ、そのままクライマックスへ❣ そんなドラマティックな展開の次に 毅然としたソナタの第1楽章が始まります。全楽章通して 外山さんのソナタには凛としたものを感じます。他のピアニストさんの「自分は今、この曲の中に入り込んでま~す‼」と見せんばかりのヘンなオーバーアクションにはへきへきしているのですが(-。-)y-゜゜゜ 外山さんは気持ちを音に集中されて真っすぐに向き合うようなソナタを演奏されます。(^ー^* )フフ♪、そんな外山さんだけの音が大好きなんです❣(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 上から見る指の動きの美しさが さらにその想いを強くしてゆきます。どうしてあんな素敵な音が紡いでゆけるのだろう…(*´ω`*) な~んて想っているうちにやわらかく流れるような第3楽章が終わり、勇壮な第4楽章へと続きます。この曲がまた大・大・大好きで💖 激しいだけではなく、華やかなだけではなく 何か心を真っすぐに向けさせる凛とした清々しい響きを感じながら あざやかな指の動きに目を奪われます。圧巻の演奏でした。うん、今日の演奏がイチバン❣ そう、全体的にサントリーホールの時よりステキで良い演奏だった、と思ってるのは私だけでしょうか。お客様の拍手も大きく、私の叫びも含めてブラボーが会場を飛び交いました👏✨ 感激してスタンディングした私、生徒さんやファン仲間のみんなも立ち上がって拍手とブラボーの声かけしてました。先週はお里の北海道でのお仕事が続き、今日の名古屋でひとまず旅の終わりです、と仰ったピアニスト殿。アンコールはショパン【ワルツop.64-2】・リスト【献呈】でした。ワルツは響きがとてもやわらかく、献呈はとても華やかに… 対比がステキです。生徒さんたちもみな、ピアノは響きや音色の美しさを感じて弾かなければ、という事を その耳で感じ取ってくれたようで 私もとっても嬉しかったです。\(^o^)/♪ 外山さん、今年も名古屋で素晴らしい演奏をしてくださって ありがとうございました。先週の北海道からのお仕事、今日でとりあえずひと段落してお家へ帰れますね。どうぞお体の疲れを溜め込まれませぬよう、ゆっくりお休みされて 次のリサイタルに向かわれますように。本当にお疲れ様でした。<(_ _)>
外山さんのピアノの音としらかわホール、きっと相性が良いのでしょうね。外山さんの素敵な音を更に素晴らしく響かせるんですもの✨✨