2017.10.06
10月3日(火)千種文化小劇場で行われた 日本ピアノ調律師協会主催の レクチャ―コンサート、とても楽しかったし、勉強になりました。カワイのSK-EXの魅力は十分知っているつもりでしたが エラールのピアノとの弾き比べでの演奏で あらためてEXのすごさを思い知りました。ベートヴェン時代のピアノ、バッハのイタリアンコンチェルトやモーツァルトのきらきら星変奏曲などは ホントにその時代へタイムスリップしたような気分で聴けました♪ ベートーヴェンのソナタ・熱情は第1楽章をEXで、第2・3楽章をエラールのピアノで聴きました。大好きな第3楽章、ベートーヴェンの時代はこんな音色で演奏されてたのね、と ちょっぴり不思議な感覚でした。エラールのピアノはフランスで生まれ、でもフランス革命のせいでエラールさんはパリでピアノ製造ができなくなり、ロンドンへ拠点を移し ピアノの性能を研究しつつ、製造に力を入れたのだそうです。ベートヴェンがそのエラールピアノを手に入れることができ、アクション(鍵盤のタッチの戻り)が本来の物より軽く、早くなっているのに歓喜し ソナタ・ワルトシュタインを作曲した、とピアニスト・外山啓介さんが2011年、ベートヴェン・ソナタでのツアーの時に仰ってました。第1楽章の あの和音の連打がそれを物語っていますね♪ でもそのエラールピアノで ショパンを聴いた時は お、これはいい(^^♪ という曲と う~ん、やっぱりこれはEXで弾いてほしいナ(≧◇≦) という曲、いろいろでした。まぁ人それぞれの感じ方、好みは分かれると思いますが・・・。【舟歌】はエラールでの演奏、とても不思議な舟歌になってしまったような(・・? ノクターン第2番・20番は まぁコレもありかな、と。さすがにバラードやスケルツォはEXで演奏された 海老彰子先生でした。アンコールも精力的にたくさん弾いてくださいましたが エラールピアノでアンコールの最後にお弾きになられた ショパン・エチュード【エオリアンハープ】の響きが ナントも美しく、EXじゃなくてもOK💖 しっかり心奪われました♪ 竪琴をつま弾く音色に近いんです。フワッとした響きはないのですが 一音ずつがポロンポロンととても心地よく歌ってくれるんです。これはホントに不思議でした。帰りにロビーで調律師のY氏&M氏とお話ししましたが その響きはペダルの創りにあったようで きちんと解説が聞けて お誘いした友人のE・Tさんと共に「な~るほど☆彡」とうなずいたのでした。エラールで聴く古典派の曲は歴史的に普通なのかもしれませんが ショパンの曲にはほんとに不思議感いっぱいで楽しかったです♪(^^)v
さて、15日(日)13時30分より 伏見のしらかわホールで 外山啓介さんの デビュー10周年記念・ピアノリサイタルがあります♪ 私がいつも語っている、彼の美しい音色にどうぞ触れてみてください❣ 今年3月にcloseで催された県芸コンサートホールでの「ラプソディー・イン・ブルー」を聴きに行かれたお客様、ステキな演奏と 指揮者・松尾葉子先生との面白トークに客席はすごく盛り上がりましたよね❣\(^o^)/ プログラムに15日のしらかわでのリサイタルも宣伝されてましたよね、どうぞ外山さんのソロ演奏もお聴きになってください。2014年にセントラル愛知交響楽団さんの定期演奏会で 外山さんが【ショパン・ピアノ協奏曲第2番】を EXでホントに繊細に美しく奏でてくださったときに しらかわホールのホワイエで絶賛してらしたお客さもたくさんいらっしゃいました。この日は満席だったと思います。コンツェルトも素敵ですが、是非 ソロでの外山さんの音色も聴いてください❣ プログラムはオール・ショパン、誰もが耳にしたことのある、有名な曲ばかり🎶 きっとどなたにも楽しんで聴いていただけると思います✨ チケット、まだあります。中京テレビ事業TEL(052)588-4477 こちらへ チケットお求めください♪(^.^)/~~~
私は生徒さんや友人たちとみんなで 楽しみにお出かけしますヨ~(*^▽^*) 東京・サントリーホールでの公演はチケット完売‼ 満席のホールで素晴らしい音色を翔ばしてくださった外山さん。来週、お待ちいたしております。朝夕、ちょっと涼しくなりましたので 風邪などお召しになりませぬように…お元気で名古屋へいらしてくださいね❣!(^^)!