2017.07.17
暑い一日でした。でも・・・ビシッと燕尾服をお召しになって 更に照明の熱さも加わるステージへ。夏本番のリサイタルは ピアニスト殿の体力をかなり消耗してしまうのでしょうと ばあやは心配になってしまいます💦 私は会場でそのステキな音色を聴き、パワーをいただけてとっても嬉しいのですけど♥ 『幻想ポロネーズ』が 今回はあらためて外山さんの演奏をナマで聴けるのがいいナァ(^^♪と心惹かれました❣ いろんな彩の迷路へ踏み込んだような、何か不思議な空間にいるような感じです。ここ沼津のステージは毎年、どこかの曲で まるで万華鏡の中に入り込んだような色合いと、不思議な音色がピアノの上に巻き上がっていくような感覚にとらわれる、ちょっとミラクルなステージ🎶 ピアノの妖精が(^ー^* )フフ♪なんて笑い声をあげながら 外山さんの美しい音色に魅せられて かわいいイタズラを仕掛けてきているような・・・(*^-^*) モーツァルトの【ロンド】や【ファンタジー】、【展覧会の絵】の時にもそんな不思議な世界を感じたっけ✨ でも何といっても その演奏の中にピアニスト殿の曲に対する想いが込められているから❣ それが私を不思議な空間へと誘ってくれているのでしょう☆彡 【ソナタ第3番】もとっても素敵❤ 第4楽章なんて 胸のドキドキが止まりません💓 ピアニスト殿のデビューCD、10年前の演奏をしょっちゅう聴いていますが やっぱりナマの演奏で聴くのが好きです♫ それも 今の演奏が大好き✨ 私は2010年に初めて外山さんのピアノを聴いたので2007年のデビュー当時の音色はCDでしか聴いたことがありません。初めて聴いた時のリサイタルのプログラムも ショパン生誕200年記念やショパン・コンクールの年で オール・ショパンでした。取りの曲が今回と同じソナタ第3番でしたが その時の演奏の記憶よりも今のソナタの方が好き💕 今のピアニスト殿の演奏の方が大きくて 音に広がりや輝きがあって・・・♪ CDでの演奏で感じる勢いや激しさを伴うパッションよりも テンポも落ち着いていて 一つひとつの音の響きの中に優雅さを感じられます。そう、今の外山さんの演奏が大好きです❣(*^▽^*) そのあざやかな第4楽章のテクニック、またいつかのように 練習に根を詰め過ぎて 大切な御指に過度な負担をかけていらっしゃるのではないかしら、と ふと心に不安がよぎりました。でもアンコールを3曲も演奏してくださり、きっと大丈夫‼ と思いました。清里ではリスト【コンソレーション】だけでしたが、先日のアンコールは【献呈】と ドビュッシー【ロマンティックなワルツ】の2曲も加わりました♪ このところ、外山さんの新CDで心がとろけそうな【献呈】を聴いていたのですが、久しぶりのナマ【献呈】が嬉しくて(⋈◍>◡<◍)。✧♡❤ 心の中は「キャ~❣♪」でした。【ロマンティックなワルツ】は聴けば聴くほど 練習のヒントをいただけて その美しい響きの中にいろんなことを見つけられます。そう、この曲 右手のメロディーを 左手の大きくとったフレーズやベース音の動きがどんどん引っ張っていく感じなんです。左の音にも大切なラインがいっぱいあって 左手のリハビリ練習の今の私にはちょうど良いです。師匠によく 左手だけをさらいなさい、そうすれば曲全体の大切な音の動きが見えてくる‼ と学生時代レッスンしていただきました。動きだけではなく、自分の音をよ~く耳でとらえてしっかり聴きながら弾き進めていく・・・譜読みを始めたころより、毎日CDで外山さんの演奏を聴けるようになったら進みが良くなってきたんです。この日のアンコールも嬉しいだけではなく 耳をダンボにして👂音の響きとバランスを拾っていました。そんな盛りだくさんの、幸せなひと時が終わり、サイン会の時、気になっていた御指のことをお尋ねしました。「僕の指、頑丈にできてるからダイジョウブ❣」とのお答えを いつもの明るいひまわり笑顔と共にいただいて ホッと一安心。(*´▽`*) 暑さ厳しい中、練習も本番のステージも大変だと思いますが デビュー10周年記念ということで気負ってしまうことなく、いつもの外山さんらしい、大らかでのびやかな演奏をなさってください。私は《今》の外山さんの演奏が大好きなんですもの♪❤ 次のリサイタルも楽しみにしています。毎日、お元気でお過ごしくださいね❣ と 昨日、沼津公演の感想を書いた手紙を 今日、ポストへ入れてきました。(^ー^* )フフ♪