2017.05.22
急に暑くなりました。そんな中、文京シビックホールでの アンドレア・バッティストー二指揮、東京フィルハーモニーさんの チャイコフスキープログラムのコンサートに行ってまいりました。本日のチケットは完売‼ お見事❣ かなり熱い演奏だと聞いておりました、マエストロ バッティスト―二氏、イタリアのお方で29歳とまだお若いです。そうですね、ラテン系とはちょっと違う熱さを その全身に感じます。私が親友のYukaさん、ピアニスト・外山啓介さんのファン仲間Kちゃんと3人で聴いた席は2階の真正面ド真ん中❣ そこへ飛んでくる音は・・・これはあくまで私の感想ですが 全体的に弦より管の響きがすごかったような…しかも音楽全体を支えるベース音(低音)の鳴り方が派手でした。コントラバス、ファゴット、チューバ、トロンボーン、ホルンあたりの響きが私の体を震わせました。お目当てのチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番も 第3楽章の最初のテーマのテンポが速いこと速いこと‼ マエストロが「もっと、もっと‼」と急き立てているように聴こえてしまいました。思わず、「キャー、外山さん頑張って~‼(;・∀・)」と心の中で叫んでしまいました。昨年末と今年の最初に聴いた同じ外山さんのチャイコフスキーのコンツェルトが こんなにも違って聴こえるなんて ちょっとビックリでした。ソロのところは自由に大きくのびやかに歌ってらしたピアニスト殿なのですが 今回、マエストロによってこんなにも全体の色合いの変わる音楽になるのかと 驚きと同時に不思議な気もしました。それからもう一つ、いよいよ出番❣で舞台袖からステージ中央のピアノに向かわれるピアニスト殿のお姿にも 私にはちょっとした感動がありました。2階席からはお顔の表情は見えませんでしたが なんともいえぬ風格あるオーラを全身に纏われ ご登場なさったのです。拍手👏しながら 手は動いていましたが 身体がフリーズしてしまったような感覚でした。マエストロの熱い指揮に導かれ 外山さんの熱い音色も炸裂、そして終わってみれば 外山さんならではの美しいチャイコフスキ―・コンツェルトでした✨✨ アンコールで ドビュッシーの【ロマンティックなワルツ】を弾いてくださり、ただ今毎日この曲と格闘している私としては 来月発売の、外山さんの新CDに入っているこの曲をお手本に♪ と待ちわびている中で まさかこの日にナマで聴けるとは思ってもいなかったので 心の中でバンザイ\(^o^)/、嬉しかったです💕 チャイコフスキ―・コンツェルトのいろんな音色♪・・・第1・3楽章の深く厚みのある響きと 第2楽章の軽やかで 外山さんにしか出せない琴線を震わせるような繊細な優しい響き この音色のギャップがたまりません❣(*´▽`*) ほんとに またひとつ、年末から聴いてきたピアニスト殿のチャイコフスキ―・コンツェルトの新しい魅力を発見できました。シンフォニー第5番の後の オケのアンコール「ドヴォルザーク スラヴ舞曲第8番」も素晴らしく、その音の余韻に浸りながらロビーに出ると マエストロとピアニスト殿の、リハーサル風景の大きな写真が 何枚か展示されていました。(サイン入りのものもありましたヨ💞) 熱い演奏を創り上げるために きっと熱いリハーサルを繰り返された事でしょう♫ 外山さん、いつもながらステキな演奏 ありがとうございました。すっごいパワーをいただけました❣(^O^)/ 今回、私の感じた 今までとちょっと違った新しいオーラ・・・ピアニストとしての風格が その演奏と共に一段と大きくなられたのだと思い(今年1月の清里でもそのオーラに触れ、フッと軽いトリハダが立ちましたが…)とっても嬉しい私です。さぁ次はいよいよデビュー10周年のリサイタル・ツアーが始まります❣ 6月、そのスタート 清里でのショパンが待ち遠しいです💖 暑くなってきますから 体調に気を付けられて・・・外山さんらしく前進なさってくださいね。(*^-^*)