2017.01.10
1月7日 ザ・シンフォニーホールへ お友達のE・Tさん&いつもメールのやりとりをしてる仲良しの外山さんファン仲間・Kちゃんと3人で 関西フィルさんと お若いマエストロ・瀬山智博さんの新春プログラム「21世紀の新世界」を聴きに行きました。このシリーズ、実は去年の年明けも出かけました。E・Tさんにはご迷惑をかけっぱなし、ナント、退院まであと一週間という時に 病院を脱走して行ったのです。12月に2つも予定していた演奏会に行けず、もうストレスがMAX‼ <`ヘ´>でしたので・・・。お医者様と喧嘩しながらなんとか許可をもらい(うん と言わせちゃったんだよな~♪)嬉しくてたまらない、弾む心を抑えながら新幹線に乗ったっけ。その時も関西フィルさん、そして2016年の聴き納めだった12月20日のコンサートのマエストロ・藤岡幸夫さんの指揮で 年明けの「新世界」とピアニスト殿の「皇帝」を聴いたのでした。《新世界》言わずと知れたドヴォルザークの交響曲第9番・新世界より ですが この曲、時々聴きたくなる不思議な魅力があり オマケにパワー・シンフォニーかもしれません❣ 去年、退院後も何かと不安だったのですが まわりの皆さんのご協力もあり 予定通り発表会も行えましたし、自宅へうまくピアノを運び入れることもできて レッスンも続けることができてるし・・・。そんな《新世界より》を今年の最初に行くコンサートでまた聴けましたので きっと今年一年も無事に過ごしてゆけると思っています。瀬山さんの指揮は初めて拝見いたしましたが 熱く、それでいてナチュラルな とても好感の持てるタクトの振りでした。そして‼ そんな《新世界より》に増してパワーを頂けたのが 我らがピアニスト殿・外山啓介さんの演奏で《チャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番》です✨ 12月20日にみなとみらいでの演奏も素敵でしたが 今回は瀬山さんのフレッシュなタクトに導かれるように ピアニスト殿もリラックスというか、何か自由な、解き放たれた演奏だったような気がします。ソロの時にそれが十分に感じられました。歌い方も大きく、メロディーの流れのたゆたい方が まわりの空気を大きく包み込むように聴こえました。私はナント、今年は最前列の中央ブロック左端の席、演奏されるピアニスト殿のステージ真下で聴くことができました。あの位置で聴くのは初めてです♪ ピアニスト殿の美しい指の動きを 上から見たことはありますが 今回のように下から、そう 手のひらの内側から キイをタッチするなめらか&ダイナミックな躍動する指が見えるのが すごく新鮮で そこから生まれてくる音の煌きを聴きながら その美しい指の動きに 👀は釘付けでした💕 真下で聴くことで 光の妖精が、そうですね 私の目には「ティンカーべル❅」が見えていたんです。小さな魔法の杖を振りながら 音の響き震える空気ごと こちらへ導いてくれるような、ピアニスト殿の演奏中の想いの熱さやパワーを ステージの上から、クルッとキレイに巻き込んで キラキラ翔ばし、包み込んでくれるような、そんな幻想の中で ずっと聴いていました。この席だから不思議な響きを楽しめたのでしょうね。勇壮でピアニスティックな第1楽章、優しいメロディーの中にスケルツァンド的な、ちょっとおどけたような動きが楽しい第2楽章、軽やかなリズムから雄大なCodaへと広がる第3楽章、「あぁ、お母さんがこの締めくくりの華やかなメロディー、大好きだったよなァ~(:_;)」と思い出して 涙がポロリ・・・ほんとに外山さんのスゴイ演奏で聴かせてあげたかったナ。最後までのめり込むように聴けたこと、その音色の一粒たりとも落とすまいと全身でその煌きを感じられたこと・・・今年もゼッタイに良い年になる❢ と確信できた幸せなひと時でした(⋈◍>◡<◍)。✧♡ もちろん、ピアニスト殿がステージで見せてくださる お客様への、ひまわりのような笑顔も 今年一年の大切なお守りになります。(^^♪ 帰り、ロビーでマネージャーさんにお会いできました。新年のご挨拶と 12月、四苦八苦して札幌入りされた外山さんのお話や デビュー10周年の今年のツアーの事など少々お話しした後、すぐ傍にいらしたマエストロ・瀬山さんが 気さくに写真撮影をOKしてくださり、記念にパシャリ❢ 今日はサイン会が無く 外山さんにはお会いできなかったのですがあの演奏の素晴らしさで 心身ともにお元気でいらっしゃることがわかります。帰宅してすぐ、私はいつものように感想の手紙を書き、翌日ポストへ。次は清里ですね💕 「シンフォニーホールはちょっと遠いから…」と諦めていたのに 年末に聴いた外山さんのチャイコフスキーに感動、「もう一度聴く‼‼(≧▽≦)」と 遥々埼玉からいらしたKちゃんも とても楽しみにしています🎶