2024.10.03
初級レベル(ブルグミュラー前半程度)で弾ける新しいレパートリーをお探しの方におすすめ!
エストニアの作曲家ウルマス・シサスク(1960―2020)は、自宅に天文台とプラネタリウムを持っていた!という。
音楽と天文学に関心を寄せ、“88”ある星座のすべてをピアノ音楽で表現した。
“88”といえば、奇しくもピアノの鍵盤の数と同じですね。
星の組曲第2集「ベツレヘムの星カペラ」より《カペラ-輝く星》は、
左腕で低音部の白鍵を音を出さずに全曲に渡って押さえ、右手はスタッカートでメロディーを奏でます。
特殊奏法で演奏する姿のインパクトもさることながら、ダンパーペダルを使わずに共鳴のみで、まさに輝くような音響効果を生み出します。
はじめて聴く神秘的な響きにピアノという楽器からこのような音が出るのかと、驚かされます。
左腕一本、右手の指一本で演奏できる(勿論実際には、右手5本指使用)
楽しく魅力あるレパートリーとして教室でも大人気の一曲です。