2022.10.09
星々を従えて、夜空にひときわ明るく輝く月。
昨日10月8日の十三夜は、木星も綺麗に光っていましたね。
月を眺めていると、その優美さ、気高さ、神秘性に心惹かれます。
時代や洋の東西を問わず、ロマンチックな月の物語を紡いできたアーティスト達
(文学、絵画、etc・・)の思いに共感します。
ピアノ音楽で「月」と云えば、
まずはベートーヴェンの《月光》そして
ドビュッシーの《月の光》ですね。
2曲とも大変人気があり、技術的には難曲ではないので、アマチュアの方々にも
是非チャレンジしてほしい楽曲です。
とはいえ、内容は決して簡単なものではなく、
掘り下げると、どこまでも深く多面的で驚きます。
楽曲の背景や使われている作曲技法などを
知ると、楽しさが倍増しますよ。
弾き方と共にそれらを丁寧に説明する。
そんなレッスンを日々、目指しています。