2021.12.23
今年のピアノ界最大の話題は、ワルシャワで開催された、ショパンコンクール!でしたね。
連日、深夜までYouTubeのライブ配信に噛り付き
のめり込んで聴いてしまいました。
二人の日本人が入賞!そして日本を代表するピアノメーカーKAWAIのSK-EXが、本選で使用されたことは、おなじ日本人として嬉しい事です。
SK-EXの高音は、際立って美しく、気品さえ感じさせました。
本選の課題曲であるショパンのピアノ協奏曲、最大の魅力は、
何といっても、作品の中に、
移ろいやすい青春の輝き!
が表現されている事ではないでしょうか。
まるで春の宵を想わせるような詩情が、
天から霊感を伴って降り注ぎ、魔法の時間を与えてくれます。
才能ある若きコンテスタントの皆さんが、人生を懸け、命を燃やしてピアノに向かわれる姿に、切ないまでの美しさを感じ、心が震えました。
ブラヴォー!