2025.07.22
先日、ここで、高齢者施設での音楽会の練習会をした、というお話しをしましたが、土曜日、無事に本番を終えました🎶
施設の入居者さんが多いことから、午前の部と午後の部の2回公演となり、午前の部には、併設の保育園の園児さんや親御さんも見に来られました。
大学生と高校生の生徒さん4人と私との5人の音楽会で、合奏やら歌やらベルやらフルートやら楽器編成も考え、また、一緒に歌ったり、手遊びや体操も入れ、楽しめる音楽会になるように工夫しました。
本番では、1曲終わる毎に楽器編成が変わるので、4人の生徒さんたちは、私がトークをしている間にさっさと動いてくれます。演奏が始まったら、楽しそうに聞いてくださる方や、手拍子してくれる方もおられます。じっとされてる方もおられますが、一緒にこの場にいてくださるだけで良いです。併設の保育園の園児さんや親御さんが来られることを少し前に聞いたので、急きょ、『アンパンマンマーチ』も、ベルと歌で入れました。
全部で11曲しましたが、10曲目はピアノ連弾で『マツケンサンバ』を演奏。たくさんの手拍子と、スタッフさんは、キラキラのバトンを持って踊られて、賑やかに盛り上がりました✨
最後は、毎回音楽レクの最後でも歌っている『ふるさと』を全員で。いつもは、ピアノ伴奏だけですが、今回は、ベルとフルートも入れました。『ふるさと』を歌ったあとは、全員が拍手しました。
『高校三年生』の歌の前には高3の生徒さんと少しトークし、『世界の国からこんにちは』の体操の後には、万博でバイトしている大学生の生徒さんに万博の話をしてもらい、最後の挨拶は、同じ大学に行ってる3回生の生徒さん2人に挨拶をしてもらう、というように、生徒さんにも話しをする機会を入れました。
終わってから、4人の生徒さんたちは、「むっちゃ楽しかった。またしたいです。今度は企画も一緒に考えたいです」と、言ってくれました。緊張する発表会とは全然違い、みんなが一緒に楽しめたこと、自分たちの音楽を高齢の方々が聴いてくれたことが嬉しく、思った以上に、楽しかったようです。
施設のスタッフさんにも「楽しかったです。いろんな音楽があり、また、生の演奏を聴ける機会はなかなかないので」と言ってもらえたり、保育の先生には、「楽しかったです。それと、園児らがいろんな音楽を生で聴いてる姿を見れて、園児らの新しい発見が出来ました」ともおっしゃっておられました。
大変でしたが、私もほんとに楽しく、そして、施設の入居者の方やスタッフさんが楽しんでくださったり、生徒さんたちも良い経験ができたので、本当にやって良かったと思っています。コロナ禍の前から考えていた音楽会、実現は無理だと思っていただけに、ほんとに嬉しいです🎵
今回は大学生や高校生のお姉さんチームで行いましたが、近い将来、小学生中心の生徒さんで出来れば良いな、と思っています🎵